【体験記】独学でも大丈夫!FP3級CBTに一発合格した私が使った教材とWebサイト

資格
  • ✅ 新NISAやiDeCo…よく聞くけど、実は仕組みをよく分かっていない。
  • ✅ 保険や年金、将来ちゃんともらえるか漠然と不安…。
  • ✅ 何か将来のために勉強したいけど、何から手をつければいいか分からない。

もし一つでも当てはまったなら、そのモヤモヤを解消する第一歩が「FP3級」の取得です。

実は私も同じ悩みを抱えていましたが、2024年から始まった新形式の「CBT試験」で一発合格!お金の知識ゼロから自信がつくようになりました。

ご存じの通り、FP3級はこの2024年4月からペーパー試験が廃止され、パソコンで受験する「CBT方式」に完全移行しました。

「CBTってどんな感じなの?」「パソコンが苦手でも大丈夫?」「本当に独学で合格できるの?」

そんな“新形式”への疑問や不安を解消するため、この記事では私がCBT試験に合格するまでの全記録を、具体的な勉強法から当日のリアルな様子、かかった費用まで、余すところなくお伝えします!

読み終える頃には、あなたもきっと「挑戦してみよう!」と思えるはずです。

なぜFP3級を受けようと思ったのか?

私がFP3級を目指したきっかけは、シンプルに「体系的・網羅的なお金の知識」を身につけたかったからです。

年金、保険、投資、税金…生きていく上で欠かせないお金の知識を、断片的にではなく、全体像としてしっかり学びたいと思ったのが一番の動機でした。

合格までの道のり【独学2ヶ月の勉強法】

【STEP1】使った教材

私が使ったのは、基本的に以下の3つだけです。

① ほんださん / 東大式FPチャンネル(YouTube)

言わずと知れた、ほんださんのYouTube動画です。テキストを読む前や、並行して視聴することで、理解度・定着度が格段に上がると感じました。

② 市販のテキスト&問題集

『みんなが欲しかった!FPの教科書・問題集 3級』(TAC出版)

イラストや図解が多く、初心者でもとっつきやすい王道のシリーズです。本屋で立ち読みした際、手書き風の板書部分が少し気になりましたが、実際に読んでみると全く問題ありませんでした。

※無料のスマホアプリも使えますが、無課金だと機能制限が多い印象。ただ、数値をサッと復習するのには意外と役立ちました。

テキスト・問題集は売れ筋のもので、ご自身の好みに合ったものでいいと思います。

③ 過去問道場(Webサイト)

FP3級ドットコムの「過去問道場」は、無料で分野別に過去問を解けるサイトです。CBT形式の練習にもなるので、多くの受験生が活用しています。

【STEP2】学習スケジュール

最初の1ヶ月(インプット期)

まずはほんださんの動画を見つつ、テキストをざっと1周読みます。この段階では完璧に理解しようとせず、「こんな分野があるんだな」くらいの軽い気持ちで進めるのが挫折しないコツです。

(補足:私はかなり前に宅建に合格していたので、不動産等の重複分野はその頃の知識を思い出しつつ進められました。)

残りの1ヶ月(アウトプット期)

ここからが本番です。ひたすら問題集を解き、間違えた問題だけテキストに戻って確認する、という作業を繰り返しました。(私は問題集メインで、過去問道場は補助的に使う程度でした)。

【STEP3】受験申込

CBT試験最大のメリットは、希望の日程で受験日を決められること。ある程度学習が進んで、合格のめどが立ってから申込できるのは精神的にとても楽です。

CBTのメリットとデメリット

 

メリット:自分のタイミングで申し込める!
デメリット:いつでも申し込める分、ダラダラ学習してなかなか受験しない可能性も(笑)

私は午後に「学科→実技」の順番で受けたかったのですが、近場の会場は「実技→学科」しか見つからず、その順番で受験することにしました。

新形式!CBT試験当日のリアルレポート

「CBT試験って、実際どんな感じなの?」と不安な方も多いと思います。私も最初はそうでした。結論から言うと、パソコンが苦手な人でも全く問題ないと感じました。

ただし、一点だけ。よく言われるように、パソコン画面上の電卓の使い勝手は正直良くないです。こればっかりは、せめて実物の電卓を持ち込みOKにしてほしいところですね。

① 会場到着~受付

会場は全国にある「テストセンター」。オフィスビルの静かな一室という感じです。受付で身分証明書を提示し、スマホや私物などを全てロッカーに預けます。

② 試験開始

指定されたPCブースに座ります。隣の席とは仕切りで区切られており、集中できる環境です。PC画面のチュートリアルで操作方法を確認した後、いよいよ試験スタート!

③ 操作性と感想

  • 解答方法: 問題は画面に表示され、マウスで選択肢をクリックするだけです。
  • 計算問題: A4サイズの計算用紙とペンは会場で貸してもらえます。(試験終了後、両方とも返却)
  • 便利機能: 後で見直したい問題にチェックを付けられる「見直し機能」が非常に便利でした。

④ 試験終了、そして…衝撃の結果発表

📝 実技試験

正直、計算問題が想定よりかなり簡単に感じました。「何かトラップがあるのでは…?」と慎重に見直しをしていたら、なんと**時間切れ**に!

時間切れの瞬間にいきなり画面に点数が表示されました…結果は、100/100点!満点でした(嬉しい!)

📝 学科試験

実技終了後、学科試験のために座席を移動するように指示されました(カンニングを疑われた!?)。こちらは時間が余ったので、途中退出しました。結果は54/60点でした。

無事合格!思わず心の中でガッツポーズ。この「すぐに結果がわかるスピード感」も、CBTの大きなメリットだと改めて感じました。

かかったリアルな総費用

私がFP3級取得にかかった費用は以下の通りです。(交通費等は含まず)

    • 受験料(学科・実技セット): 約8,100円
    • テキスト・問題集代: 約3,300円

  • 合計: 約11,400円

まとめ:FP3級は人生の基礎教養!新形式の今がチャンス!

FP3級の勉強を通して得られた知識は、まさに「生きていく上でのお金の教養」そのものでした。家計管理や将来設計への意識が格段に上がり、漠然とした不安が具体的な目標に変わりました。
(個人的には、高校の必修科目にしてもよいぐらいだと思っています。)

CBT方式に完全移行したことで、

  • 自分の好きなタイミングで受験できる
  • 合否がその場でわかる
  • モチベーションが高いうちに挑戦できる

といったメリットが生まれ、受験のハードルはむしろ下がったと感じています。

もしあなたが少しでもお金の知識に興味があるなら、ぜひFP3級に挑戦してみてください。新しくなったCBT試験なら、きっとあなたのライフスタイルに合わせて合格を掴み取れますよ!

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