【家庭菜園の成功率アップ!】知らないと損!野菜の種の「好き」と「嫌い」🌱
「今年は家庭菜園に挑戦するぞ!」
「自分で育てた野菜を食べるのが夢!」
そんなふうに意気込んで種をまいたのに、待てど暮らせど芽が出てこない…😭 なんて経験、ありませんか?
その原因、もしかしたら「光」の当て方にあるかもしれません。
野菜の種には発芽するために光が必要なタイプ(好光性種子)と、逆に光が当たると発芽しにくいタイプ(嫌光性種子)があるんです。
この性質を知っているだけで、種まきの成功率がぐんとアップします。今回は、そんな野菜の種の「好き」と「嫌い」を、一覧表を交えて分かりやすく解説していきます!
✨キラキラお日様が大好き!「好光性種子」
読み方は「こうこうせいしゅし」。その名の通り、発芽に光を好む(必要とする)種子のことです。
これらの種は、光を感じることで「よし、地上に出るぞ!」と発芽のスイッチが入ります。
種まきのポイント
土を深くかぶせすぎると光が届かず、発芽しにくくなってしまいます。種まきの際は、
- ごく薄く土をかける(種が隠れるか隠れないか程度)
- 土をかけずに、上から軽く手で押さえて土と密着させる(鎮圧)
のがポイントです。
好光性種子の野菜たち
科 | 代表的な野菜 |
---|---|
キク科 | レタス、シュンギク、ゴボウ |
セリ科 | ニンジン、ミツバ、セロリ、パセリ |
シソ科 | シソ、バジル、ミント |
アブラナ科 | キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、コマツナ、ミズナ、カブ、チンゲンサイ |
特にレタスやニンジンは代表的な好光性種子。土のかけすぎには注意しましょう!
🤫静かな暗闇が好き…「嫌光性種子」
読み方は「けんこうせいしゅし」。こちらは、光が当たると発芽が抑制されてしまう種子です。
暗い土の中で「うん、ここは安全だ」と感じてから、安心して芽を出し始めます。
種まきのポイント
光が当たらないように、しっかりと土をかぶせてあげることが大切です。
- 種の厚みの2〜3倍の深さの土をかぶせる
のが一般的な目安です。
嫌光性種子の野菜たち
科 | 代表的な野菜 |
---|---|
ナス科 | トマト、ナス、ピーマン、トウガラシ |
ウリ科 | カボチャ、キュウリ、スイカ、メロン、ゴーヤ |
ネギ科 | ネギ、タマネギ、ニラ |
アブラナ科 | ダイコン |
夏野菜の代表格であるトマトやキュウリ、ナスなどは嫌光性種子です。これからの季節、種まきをする方は覚えておきましょう!
どちらでもOK!「中間的な種子」
中には、光があってもなくても、あまり発芽に影響を受けないマイペースな種たちもいます。
中間的な種子の野菜たち
科 | 代表的な野菜 |
---|---|
マメ科 | エダマメ、インゲンマメ、ソラマメ、エンドウ |
イネ科 | トウモロコシ |
アオイ科 | オクラ |
アカザ科 | ホウレンソウ |
まとめ:迷ったらコレを見て!野菜の種 光の好き嫌い一覧表
光の好み | 科 | 野菜の種類 | 種まきのコツ |
---|---|---|---|
好光性(光が好き) | キク科、セリ科、シソ科、アブラナ科(一部) | レタス、ニンジン、シュンギク、ミツバ、セロリ、パセリ、シソ、バジル、キャベツ、ハクサイ、コマツナなど | 土はごく薄くかけるか、かけない |
嫌光性(光が嫌い) | ナス科、ウリ科、ネギ科、アブラナ科(一部) | トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、カボチャ、スイカ、ネギ、タマネギ、ニラ、ダイコンなど | 種の2〜3倍の厚さの土をしっかりかける |
中間的 | マメ科、イネ科、アオイ科、アカザ科 | エダマメ、インゲンマメ、トウモロコシ、オクラ、ホウレンソウなど | 適度な覆土でOK |
最後に:一番の先生は「種の袋」!
いかがでしたか?
種の性質を知るだけで、種まきの方法が明確になりますよね。
とはいえ、品種改良によって性質が変わることもあります。一番確実なのは、購入した種の袋の裏に書かれている説明を読むことです。そこには、発芽に適した温度や土のかけ方(覆土)などが詳しく書かれています。
この記事の一覧表を参考にしつつ、最後は種の袋の指示に従うのが成功への一番の近道です!
さあ、あなたの野菜の種はどのタイプでしたか?
正しい種まきで、楽しい家庭菜園ライフをスタートさせましょう!🌱✨
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