そろそろ夏野菜も終わりかけているようなので、夏・秋まきの栽培計画を立ててみます。
その前に、手持ちの種が使用できるか、種の寿命を調べてみました。
野菜の種の袋には「有効期限」が書かれていますが、実はこれ、あくまでも発芽率を保証する目安なんだそうです。保存状態が良ければ、期限を過ぎてもまだまだ使えることが多いんです。
調べてみると、野菜の種は寿命の長さによって大きく3つのグループに分けられることがわかりました。
- 短命種子(寿命1〜2年)
その名の通り、寿命が短めのグループです。秋まき野菜だと、ニンジン、ネギ、タマネギ、ニラ、ミツバ、シソ、バジルなどがここに含まれます。これらの種は、毎年新しく購入するほうが確実かもしれませんね。 - 常命種子(寿命2〜4年)
多くの野菜がこのグループに入ります。秋冬野菜の主役であるダイコン、カブ、ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウや、リーフレタス、春菊、ゴボウ、エンドウ、インゲンなども常命種子です。去年や一昨年に買った種なら、まだまだ現役で頑張ってくれそうです。 - 長命種子(寿命4年以上)
とても頼もしい、長生きな種のグループです。夏野菜のイメージが強いですが、ナス、トマト、キュウリ、カボチャ、スイカ、オクラなどが代表格。うっかり何年も前の種が出てきても、ダメ元で蒔いてみる価値は十分にありそうですね。
分かりやすいように、手持ちの種も整理できるよう代表的な野菜を一覧にまとめてみました。
寿命 の分類 |
寿命 の目安 |
主な野菜の種類 |
---|---|---|
短命 種子 |
1~2年 | ネギ、タマネギ、ニラ、ニンジン、シソ、ミツバ、バジル、エダマメ、スイートコーン、ラッカセイ など |
常命 種子 |
2~4年 | ダイコン、カブ、ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、レタス(リーフレタス)、春菊、ゴボウ、エンドウ、インゲン、ソラマメ など |
長命 種子 |
4年以上 | ナス、トマト、キュウリ、カボチャ、スイカ、オクラ、ピーマン、トウガラシ など |
ちなみに、種の寿命を最大限に延ばすコツは、「低温」「低湿」「暗所」で保管することだそうです。
以前は余った種を冷蔵庫の野菜室で保存していましたが、今はスペースがないため、常温保管。
悪条件での保存なので、寿命を見て種を整理、新しい種を購入しようと思います。
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