2025年7月20日、山手線車内でのモバイルバッテリー炎上に関するニュースを目にし、自宅で使っている製品を確認したところ、偶然にも今回事故を起こした、リコール(自主回収)の対象となっている製品があることがわかりました。
その製品は、cheero(チーロ)社製のモバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」(型番:CHE-112)です。
幸い私の家では何も問題は起きていませんでしたが、この製品が原因とみられる火災事故も十数件報告されているとのこと。決して他人事ではないと感じたため、皆様への注意喚起と情報共有のため、この記事を作成することにしました。
お使いのモバイルバッテリーについて、この機会に一度ご確認されることをお勧めします。
関連情報リンク
今回のリコールに関する公式サイトや報道のリンクをまとめました。
リコールの概要について
まずは、メーカーから発表されているリコールの概要をまとめます。
- 対象製品: cheero Flat 10000mAh
- 型番: CHE-112
- リコール理由: 製品の充電中に、ごく稀に発煙・発火に至る可能性があることが確認されたため。
- 販売期間: 2019年12月15日から2021年8月23日の間に販売された製品が対象です。
消費者庁からも注意喚起が出ている案件であり、安全のために使用を中止すべき製品とされています。
我が家での発見と使用状況
山手線火災のニュースで、「cheeroのバッテリー」とあったので、そういえば数年前にcheero製品を購入したなと思い出し、調べてみたところ、モロに該当型番でした。。。
購入履歴を調べたところ、〇〇〇カメラ.comで2021年9月に購入した履歴がありました。値段は1,280円でした。
当時、PD対応10000mAhが1,280円というのは安すぎではないかと思いましたが、日本メーカーのようでしたし、販売店も大手だったので、まぁ大丈夫かなと思って購入した記憶があります。
薄くて持ち運びやすいため、通勤カバンに入れっぱなしにしていました。

リコール情報の伝え方の問題
先日の山手線火災のニュースで、cheero Flat 10000mAh(CHE-112)がリコール対象だったことを初めて知りました。
リコール対応の開始日は2023年6月15日ということなので、私は2年以上もその事実を知らなかったことになります。
基本的にはメーカーがリコールの告知をするのでしょうが、ECサイトで販売していた業者は、販売実績を調べて購入者に連絡できないものかな、と思いました。(リコール制度として、おそらく小売業者に購入者への連絡義務はないのでしょうね。)
回収・交換の手続きは比較的簡単そうでした
リコールの対象だとわかった後、すぐにメーカーの公式サイトから回収・交換の手続きを調べました。
手続きが複雑なのではないかと思いましたが、実際には割と簡単そうです。
もし対象製品をお持ちだった場合、以下の手順で手続きを進めることができます。
- メーカーの公式サイトにある回収受付フォームにアクセスします。
- 画面の案内に沿って、氏名や住所などの必要事項を入力します。
- 後日、佐川急便が製品返送用の「回収キット」を持ってきます。
- そのキットに対象製品を入れ、佐川急便の配達員に渡します。
この手順で、メーカーによる返金が行われるとのことです。もちろん、送料などの利用者の負担はありません。(ただ、佐川急便の配達員と直接対応しないと返品できないのは、人によってはやや不便かもしれません。)
私はまだ返品手続きをしていませんが、とりあえず、安全には十分注意しつつ、スマホに充電してバッテリー容量を空にしておきました。
まとめ:安全のために、一度お手元の製品をご確認ください
今回は、リコール対象の製品が偶然にも身近な場所にあったという経験から、記事を作成しました。
モバイルバッテリーは私たちの生活に欠かせない便利なアイテムですが、一歩間違えれば危険につながる可能性も持っています。
この記事が、皆様がお手持ちの製品の安全性を再確認する、一つのきっかけになれば幸いです。お時間のある時に、ぜひ一度、ご自身やご家族がお使いのモバイルバッテリーのメーカー名や型番をご確認ください。
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